令和7年度
第14回 農家訪問
2025年11月6日(木) 9:15〜12:00
ハウスで軟弱野菜、果菜類の栽培を
されている清原さんを訪問。
■販売先になる直売所に集合
店内での販売の様子
朝、新鮮な野菜が所狭しと並んでいます
早くから買い物に来られるお客様で賑わっています。
車で見学先に移動
■ハウス見学
今回、お話しをきかせていただく清原さんが笑顔で迎えてくださいました。
米、畑、ビニールハウス、それと借地でも農作物を育てています。
事前にお渡しした受講生からの質問にお答えいただきました。
■ハウスを建てる
就農した時には「路地栽培でねぎや菜葉でやっていける」ハウスは要らないと思っていた。しかし露地ではどうしても品質の安定と冬の間、作業が進まない天気にも左右され、雨の日カッパを着ての作業もつらいので20才代の半ば頃、耕地整理もあり、後継者育成資金の制度を利用してハウスを建てました。
■栽培品種
当時、露地はネギや菜葉、きゅうりをつくっとったね。
今は、軟弱野菜、多品種少量でカリフラワー、キャベツ、白菜、ブロッコリー、大根、にんじん、白ネギ、品目も多く夏はオクラやなす、
ピーマンなど、主力としてはハウスで秋冬は菜葉で春夏はトマト、きゅうりを育てています。
■主な取引先
昔は、加古川中央卸売市場しか無かった。今は、直売場、姫路の市場、ストアが、取引先。作ったらとりあえずお金になる仕組みがあるからそれはありがたい。大きな農家を目指すにしても入口があるから、そこで技術を高めていって量が出来て直売場でもはけなくなったら市場出荷など考える選択肢が広がった。
若い人は売り先を自分で見つけてやっている。作る仕事と売り先を見つける仕事を両方しているのは大変なことだ。
■農業日誌
日誌を付けていたら去年どうだったか、農薬をいつかけたか農協で出荷するときに防除歴を出す時にも、
また栽培計画もたてやすいので記録をしておくとよい。
直売所は同じ時期に同じ野菜をみんなが出してくるのでそれより早く出すか遅く出すかしない、かぶってると売れない、結局値段を下げて売る競争になる。それを避けるために人が作る時に作らないよう、出来ない時に作るようににして連作障害の事も考えて作る作物を決めて計画を立てている。
■露地栽培のほうれん草
暑い時期に播いたので、すきなおして播きなおして収穫時期のものと
ずらして順番にでてくるように出荷の時期を考えて育てている。最初播いた品種とあとからの品種は変えている。
雨が多いと土が乾くのに時間がかかったり、また寒くなってきたり播く時期によって生育がちがってくる。
トンネル栽培にすると品質がよくなる、べたがけをしてもよい。
■ハウス栽培のきゅうり
ハウスの中は暑くきゅうりが元気に育っています。
色々な経験や工夫をされていること、質問にも快くお答えいただき
ありがとうございました。
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